NematXは、FFF方式の3D技術を用いて、液晶ポリマーをプリント方向に沿って配列させ、機械的強度を向上させた部品を提供するネマティック3Dプリンティング技術を開発。このシステムは、押出成形時にLCPの分子配列を制御することで、熱的、生物学的、機械的、化学的特性を向上させた部品を製作することができる。従来の3Dプリント材料と比較して、LCPはより高い精度と速度で成膜できるため、スループット面で大きなメリットをもたらす。
プロセス制御を最大限に行いながら高スループット生産を実現するために設計された「NEX 01」は、最も要求の厳しい生産環境における産業用途に適しており、モーションコントロールシステムとスライスアルゴリズムにより、ミクロン解像度の3Dプリント環境を実現。
PEEKの10倍の強度を持ち、化学的・生物学的に不活性なLCP材料は、低燃焼性、高い耐放射線性、25μm以内の精度で部品を製造できることが特徴で、NematXによれば、LCPは最高の品質基準で製造されており、高度なインライン監視システムにより、製造中にフィラメントの直径と楕円率を連続的に制御しているという。
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